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外山雄三 仙台フィルを去る 

〜第209回 仙台フィルハーモニー管弦楽団定期演奏会〜

 

 

 

外山雄三:オーケストラ作品集CD

管弦楽のためのラプソディーほか

310日 仙台市青年文化センター

【プログラム】  指揮  外山 雄三

          ヴァイオリン独奏  ジェラール・プーレ

 

         平尾貴四男 : 交響詩曲「砧」

         バルトーク : ヴァイオリン協奏曲第2

         ブラームス : 交響曲第2番 ニ長調 Op.73

 

今回はオーケストラ曲三つの風土ということで日本・ハンガリー・ドイツの作曲家でした。 

外山雄三最後の公演という噂を聞いて、チケットを持っていたメル友に便乗。今回も偶然にもブラームスが入っていてラッキーです。

平尾貴四男という人の交響詩曲「砧」という曲はすばらしいと感じました。

日本にもこういう作曲家がいたんだ。

またバルトークのコンチェルトのあとでの独奏者には感心しました。

外国の奏者はサービス精神旺盛ですね。アンコールにこたえてバッハの無伴奏パルティータ。本番のバルトークのときより拍手が大きかった。全観客の目と耳は独奏者にくぎづけでした。

最後のブラームスを振り終えて舞台から早足に消えてゆく外山雄三、あごをひき背筋がぴんとした姿はいつもと変わりません。

しばらく拍手が鳴り止まずどうなることかと見ていたら本人が出てきてぼそぼそしゃべりはじめました。

本人曰く。突然市長に呼び出され解任を宣告されたとのこと。仙台を去るにあたって最後に自分の古い曲を記念にといって自作のラプソディーを披露。

信濃追分の尺八ならぬフルートの音色は日本人の琴線に触れますね。試聴してみてください。

クリックすると再生されます(4’24

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