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ブラームスの肖像 〜第208回 仙台フィルハーモニー管弦楽団 定期演奏会〜 |
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27才の Brahms A Biography, Jan Swaffordより |
2月10日 仙台市青年文化センター
【プログラム】 指揮 広上淳一 ヴァイオリン独奏 松山冴花
・ ブラームス 悲劇的序曲 OP.81 ・ ブラームス ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 OP.77 ・ ブラームス 交響曲第四番 ホ短調 OP.98
今回の定期演奏会はオールブラームス。手持ちのチケットが2月で切れみすみすS席をパアーにしてしまいそうなので、メル友をむりやり誘いだした。 実は小生この年までブラームスさんとは皆目縁が無かった。あのヒゲづらのいかめしい顔がなんとなく近づき難い。学校の音楽室に掲げられていた肖像は髪ふり乱したベートーベンやいかめしいヒゲづらのブラームスです。よく演奏され耳にする曲もハンガリー舞曲とか子守唄などで興味も持てなかった。 それがくつがえるきっかけは或る時友人Sさんからモーツァルトのクラリネット協奏曲が好きと聞いたことでした。確かにいい曲です。クラリネットの音色もいいなあ、ほかにクラリネットの音色が聞ける曲が無いかなあ、と捜したところたまたまブラームスのクラリネット五重奏曲がありました。 このクラリネット曲を最初に一節聴いてブラームスへの印象が一変しました。あのいかめしい顔でこんなに綺麗な曲を作るんだ。もう少しブラームスのことが知りたいと思いネットで検索してみました。 するとどうでしょう。若いときの写真を見るとどうしてどうしてダンディーな好男子ではありませんか。憂いを含んだするどい眼光、白皙のひたい。 皆さん、ブラームスの紹介の仕方がおかしいとは思いませんか? 若い頃のブラームスの肖像をポスターや演奏会チラシにつかったら、冬ソナのぺ・ヨンジュンに負けないくらい人気を呼ぶと思うけどなあ。ロマンチックな曲も沢山あるんだし。 |