乳頭温泉


文字通り乳白色

 

肌触りも牛乳のように滑らかだ。

野趣あふれる露天風呂

 

囲いも何もない

鶴の湯の入口

 

平成18年の豪雪で露天風呂に

 

雪崩が直撃したこと

 

覚えてますかね。

 


乳頭温泉

乳頭温泉という名の温泉があるわけではない。

 

乳頭温泉郷といってその地域にある温泉の集落を指して呼んでいる。

 

今回は一番奥にある黒湯という温泉に行ってみた。田沢湖から北東十キロ

 

くらい。八幡平の谷間。車は通れない未開の地で民宿が一軒あるだけ。

 

他の家は自炊用で昔ながらの湯治場のようだ。

 

温泉は文字通り乳白色、硫黄のにおいがする。やや熱めで肌触りもミルク

 

のようだ。温泉としてはかなり上質だから、誰もが目を付けているのだろ

 

う。こんな山奥にも観光開発、秘湯ブームの波は押し寄せクレーンやブル

 

ドーザーの音が青空にこだましていた。

 

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